【商簿メモ】1
第1章 商品売買取引
▶ 商品売買の記帳方法
- 単一商品勘定制 (分記法、総記法)
商品勘定で、売上及び仕入の会計処理を行う
- 分割商品勘定制 (三分割法、売上原価対立法)
商品勘定は使わない
【分記法】
勘定 : 商品と商品販売益
仕訳のポイント : 売上値引・割戻は、利益の調整なので、商品販売益勘定
決算整理仕訳 : 仕訳なし、商品勘定の貸借差額の期末残高→前T/B
【総記法】
勘定 : 商品のみ
仕訳のポイント : 売上戻り、売上値引・割戻も、商品勘定で処理
決算整理仕訳 : B/Sの借方(資産)残高であるべき商品が、貸方(負債・純資産)残高に出てきてしまうので、次の仕訳をする
(借方) 商品 XXX / (貸方) 商品販売益 XXX
商品販売益 = 商品勘定の前T/B残高 + 期末商品帳簿棚卸原価
【三分割法】
勘定 : 繰越商品、仕入、売上
決算整理仕訳 : 前T/Bの繰越商品は、期首商品棚卸高なので、期末商品棚卸高になるように、次の仕訳をする
(借方) 仕 入 XXX / (貸方) 繰越商品 XXX
(借方) 繰越商品 XXX / (貸方) 仕 入 XXX
【売上原価対立法】
勘定 : 商品、売上、売上原価
仕訳のポイント : 仕入に関しては、商品勘定使うが、売上に関しては、売上と売上原価を対応させて考える
決算整理仕訳 : 仕訳なし
▶ 現金割引(仕入割引、売上割引)
掛代金を支払い期日前に決済することによって、代金の一部を免除する
→ 財務上の損益
- 仕入割引 - 営業外収益
- 売上割引 - 営業外費用
▶ 購入・販売以外の商品の増減
サンプルなどで商品を使用した場合など → P/Lで、他勘定振替高としてマイナス
▶ 仕入諸掛費の処理方法
- 仕入諸掛を、仕入勘定含める
- 仕入諸掛費勘定をつかう → 決算整理で、売れた分は、仕入勘定、売れ残った分は、繰延仕入諸掛費に振り替える
▶ 期末商品の評価
(原則が、原価法から低価法に変更になっているので、古い内容かも…!)
① 棚卸減耗損および品質低下・陳腐化等の原因による評価損
原価性あり - 売上原価の内訳科目または販売費および一般管理費・製造原価
原価性なし - 営業外費用または特別損失
② 強制低価法による評価損 - 営業外費用または特別損失
③ 低価法による評価損 - 売上原価の内訳科目または営業外費用
④ 洗替低価法による商品低価引当金戻入益 - 特別利益
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